2016年8月21日日曜日

織田信長の戦い (1) - 本気で天下を狙えた大うつけ -

織田信長ありきの戦国時代後期



信長が台頭する前は、戦国時代の台風の目は武田信玄であったと考えます。

実際、あの信長でも武田信玄には必死に貢物を送るなどしてご機嫌を取っていました。


それが、次第に台風の目は織田信長という新時代へと移っていきます。



本気で天下を狙えた大うつけ



戦国時代というと「天下取り」のイメージが強いですが、別に全ての大名が天下統一を目指したわけではありません。

むしろ、そんな夢物語を本気で目指す大物などほとんどいませんでした。

織田信長を除いては。



戦国後期No2の毛利家ですら狙えなかった天下統一



戦国後期No2の毛利家は、信長や家康クラスのリーダーさえいればひょっとすると天下を取れていたチャンスはありました。

大大名のポジションにあり、兵力からしても唯一織田軍や後には徳川軍と真っ向勝負ができた可能性はありましたが、如何せん肝心な時のリーダーが話にならず、歴史に埋もれて消えていきました。



天下布武



言ってみれば、誰もが偉くなりたい、そのためには敵は無論仲間や親族すら殺す、と殺気立っている中でも、別に世の中を変えたい、ましてや全国制覇して戦乱の世を終わらせたい、などと考える人はいませんでした。

仮にいたとしても、途方もない戦いになるため本気で目指しはしませんでした。


そんな中で、織田信長は天下布武を掲げます。


これは武力によって天下を統一する、という意味も込められていたとは思いますが、その先に戦乱の終わり、「泰平の世」を志していたことが分かります。



VS 天才信長



これから数々の大名や武将たちが信長と戦っていきます。


まだ信長が台頭する前は、「こんなひよっ子ねじ伏せてやる」と。

信長が力をつけてきたら、「ここで叩いておかねば」と。

信長の名がすっかり日本中に知れ渡ってからは、「ついに来たか、勘弁してくれ」と。

共に戦ってきた家臣たちや同盟の徳川家康からも、もしかしたら、「天下、俺が欲しいな……」と。。



織田信長は勝率7割



信長と言えど実は連戦連勝ではありません。武田信玄は勝率9割超えですので、強さというより戦い方も異なります。


天才であり魔王と呼ばれた信長の戦いが今始まります。



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そこから、本当の歴史はどうなっているのか、あの武将や出来事をもっと深堀してみたい、と歴史にのめり込んでいくのも素敵だなと感じます。



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著者:ひさなお
 
 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
 慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。

  第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。 

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